精神分析とは
自由に自分らしく生きたいと思っていても、どうにもくり返してしまうパターンや、自分でもコントロールできない苦悩、生きづらさというものがあります。
例えば、いつも同じような苦しい状況におちいってしまう、生活は出来ているけれど生きづらさがある、人生の特定の領域において希望がもてず生きるのが苦しい…
精神分析ではこうした苦悩や生きづらさには「無意識」が関係していると考えます。無意識にあり自分では気づけない感情、考え、イメージ…といったものが影響し私たちを不自由にしている、ということです。
精神分析では、この自分では気づいていない、こころの奥に隠れたままになっている自分の一部(無意識)を体験することで、より自由に自分らしく生きられるようになると考えます。

精神分析の実際
精神分析を受ける方は、週に4~5日来てカウチの上で横になり、思いついたことを自由にお話してもらいます。治療者は枕元の見えない位置に座り、その方のこころに思いを巡らせながらプロセスをともにします。
それは落ち着いた空間の中で自分の中にあるものを眺めていく時間です。時に発見があり、時にこころが揺さぶられることもあります。
このような時間が治療者とのあいだに積み重なり、精神分析が生活の一部になることによって、こころの変化や成長が生じていきます。そのため精神分析は年単位の取り組みとなります。
長期間、継続して通うには日々の暮らしのなかで一定の時間や費用を確保することが必要になります。それでも、時間をかけて自分と向き合いたい方にとっては深い意味をもつ取り組みとなると思います。

このような方に
精神分析は自分を知り変わっていきたいと願う方のお役に立てる方法です。
- なぜかいつも同じような人間関係のパターンをくり返してしまう
- 気分の不安定さや、自分の性格のことで苦しんでいる
- 仕事などはうまくいっているのに、漠然とした生きづらさや虚しさが消えない
- ストレスが原因だと分かっている身体の不調が続いている
- 「自分らしく生きられていない」という感覚がずっとある
- 自分についてより深く向き合いたい
上記はあくまで一例です。ご自身の悩みが当てはまるか分からないという方も、まずはお話をおうかがいし、精神分析がお役に立てそうかを一緒に検討させていただきます。
*医療機関にかかっている方は主治医とよくご相談してからお申し込みください。

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