カウンセリング・心理療法・精神分析

 

 当オフィスでは、以下のサービスを提供しています。

 申込みの際にどちらかに決める必要はありません。初回面接でお話をおうかがいした上で、そのあたりについても相談していくことが可能です。もちろん最初から決まっている方はその旨をお伝えください。

 

心理カウンセリング

 カウンセリングでは、来談者の方のペースにあわせてこころのエネルギーの回復をはかりながら、言葉のやりとりを通して困りごとを整理し、改善を目指します。

 自分や他者に対する新たな気づきや理解を得ること、自分の気持ちや意志が明確になること、困りごとに対する新たな関わりをしていくこと。そういったプロセスをたどりながら、困りごとに自分なりに対処し立ち向かっていけるようサポートします。

 カウンセラーは相談者の方のこころの健康的な部分を強化できるように関り、必要なときには提案や助言もおこないます。

 カウンセリングの頻度やスケジュールは相談者の方のご都合に合わせて設定し、相談内容によっては回数をある程度限定して行います。

 

 

精神分析的心理療法/精神分析

 自由に主体的に生きたいと思っていても、どうにもくり返してしまう、自分でもコントロールできない苦悩、生きづらさというものがあります。

 例えば、いつも同じような苦しい人間関係に陥ってしまう、生活は出来ているけれどどこか満たされない感じがあって辛い、人生の特定の領域において希望がもてず生きていて苦しい…

 精神分析ではそういった苦悩や生きづらさには「無意識」が関係していると考えます。無意識敵で自分では自覚できない情緒や考え、イメージ、自分の一部といったものが、意識できる行動や情緒、考えなどに影響し私たちを不自由にしている、ということです。

 精神分析/精神分析的心理療法は、そういった無意識的な自分の一部を体験することを通して、こころをより自由にしていくアプローチです。

 そのプロセスは時に発見や驚きがあり、時に強くこころを揺さぶることもあります。治療者はそのプロセスを共にし、相談者の方が自分自身を探求していけるようかかわります。

 曜日と時間を固定したスケジュールで、精神分析は週に4回か5回、精神分析的心理療法は週1回か2回の頻度で来談して頂きます。また、精神分析はカウチに横になってお話をしてもらいます(治療者は枕元の見えない位置に座ります)。

 どちらも年単位の時間とそれに伴う経済的な負担がかかりますが、十分に時間をかけて自分と向き合っていきたい方にとってはお役に立てる方法です。

 

 

カウンセリング・心理療法・精神分析の流れについて

  • お申込み

    初めての方は、予約申込みフォームもしくはメールにてお申込みください。折り返しこちらからご連絡し、初回面接の日時を決定いたします。


  • 初回面接

    初回面接では、お悩みの全体像についておうかがいします。おうかがいしたことをもとに、その時点でお伝えできる大まかな見立てと当オフィスでどのようなことが出来るかをお伝えします。

    医療機関や他の相談機関の関わりも必要と思われた場合には、その旨をお伝えし、ご要望があれば必要な機関をご案内・ご紹介いたします。


  • アセスメント面接

    初回面接ではうかがいきれなかった、お悩みの詳細や、これまでの人生、性格などについてうかがいます。通常は何回かに分けて行いますが、初回面接で大体のことがお話できた場合には省略する場合もあります。

    アセスメント面接の最後の回で、治療者からより詳細な見立てとカウンセリング・心理療法・精神分析がどのような形でお役に立てるのか、また、どのように進めていくのかをお伝えします。

    来談された方がそれらに納得され継続をご希望されましたら、スケジュールの調整を行い治療契約を結びます。


  • 継続面接

    継続的にカウンセリング・心理療法/精神分析をしていきます。


  • 終結

    カウンセリング・心理療法の終結は、来談された方と治療者で話し合って決めていきます。
  • 来談された方が「そろそろかもしれない」と感じて終結を切り出すこともあれば、治療者の方から切り出すこともあります。

    終結することが決まった場合は、最後の面接をいつにするかを決めます。いつにするかは人や状況によって異なりますが、大体1~6か月ほど先に設定することが多いです。これに関しても相談して決定していきます。

    最初に回数を決めて行うカウンセリングの場合は、基本的にその回数で終了となります。ご希望の場合、フォローアップ面接をおこなうことも可能です。